<<<ソフトの開発環境>>>   UPDATE 2015/1/18

     PICの環境も掲載予定です。

<<< 目次 >>>

 

@<<RaspberryPiの開発環境>>

A<<H8の開発環境>>

B<<PICの開発環境>>

C<<PC側の開発環境(VS 2013)>>

D<<GUNradioの開発環境>>

 

          ----- 記事 -----

@<<RaspberryPiの開発環境>>

1.まじめに

 H8の次を検討していて見つけました。Linux中心のOSが動作するボードで

すが、40Pの外部ポートがあるとの事で使用してみる事にしました。

 

2.RaspberryPiの動作環境

 (1)仕様

      ・CPU BCM2835(700MHz) 512MB RAM

    ・Full size HDMI

    ・4USB port

  ・40pin 外部GPIO(但し、3.3V仕様です。)

    ・MicroSD slot(4GB以上 Class4以上)

  (2)動作テスト

  初期動作では、MicroUSB電源、HDMIケーブル、USBキーボード、MicroSD

  が必要ですが、MicroSD以外はダイソーで入手出来ますので、簡単に環境

  は作れます。

  ・インストール、OSセットアップは金沢大学HPを参考にしました。

  ・IPの固定は、hiramine.comを参考にしました。

   上記でセットアップ出来れば、VNCとSSHですので電源とLAN接続だけで

   操作が可能になります。

      VNCは自動起動にしておくと、LANケーブルだけの接続で済みますので

   大変に便利です。

 (3)参考になるサイト

  ・http://www.myu.ac.jp/~xkozima/lab/raspTutorial3.htm 宮城大学のHPです。

  ・https://projects.drogon.net/raspberry-pi/wiringpi/functions/ wiringPi function rule HP

  ・http://stackoverflow.com/questions/17254923/raspberry-pi-uart-program-in-c-using-termios-receives-garbage-rx-and-tx-are-con

     UARTのHP

  ・http://blog.toratech.net/article/14012101.html UDPのクライアント側HP

  ・http://codezine.jp/article/detail/135#start スレッドのHP

 

 (4)SAMBAの導入

     エディターは、nano,geditなどがありますが慣れているPC側を使いたいので、

  sambaを入れて開発をスピーディに行えるようにしました。

   インストール方法は、"SAMBA"で検索すれば一杯出てきます。

 (5)I2C-toolsをインストールしました。

 

<電源SW>

  RaspberryPiには、電源SWがありませんのでダイソーでSWと電源

を購入しました。

<立ち上げテストの接続状態>

 初期の設定時は、HDMI,キーボード,マウスが必要になります。

 

<X-Windowを起動した画面>

  動作スピードは、ストレスなくLinuxが動作します。

 

<開発方法の概要>

 sambaのファイル共用を利用してソースの登録・修正をPC側で行っています。

RaspberryPi側は、英語環境ですのでファイル名・コメント等は日本語を使用し

ない様にしています。使用するコマンドは、専用ファイルを作成して、コピペで行

っていますので、効率よく開発が行えています。

 

<コンパイルコマンドの例>

cc SUPRXMain.c -I/usr/local/include -L/usr/local/lib -lwiringPi -o SUPRXMain

(RaspberryPi側でのコマンドです。ディレクトリーはファイルのあるところです。)

A<<H8の開発環境>>

1.まじめに

 H8はすでに、生産中止となっていてH8OSもサポートを打ち切っているのに、

今更と思うかも知れませんが、RAMの容量が大きいMPUは、入手の容易性

から他になく再登場となりました。

 

2.H8の開発環境

 (1)PCの環境

      CPU:Core2 Quad 8GB

   OS:Windows7(64bit) + VMware server(Linux使用時)

      下記ソフトは、AKI-H8に添付されていた物です。

   Cygwin

    ・コンパイラ:gcc version 2.95.3 20010315 (release)

      ・ライター:H8WriterTurbo v2.0(RS-232C)

 

  (2)コンパイルのコマンド(Cygwin下で操作)

   現在、H8/3048でPICからのプログラムを移植に使用しているコマンド

   です。(コマンドは、txtにして、ペーストして使用しています。)

 

   <ソースのディレクトリーへジャンプ>

   cd F:/KAIHATU/H8/testdir  <--- ソースが格納されているディレクトリを指定

 

   <コンパイルのコマンド>      

   h8300-hms-gcc -mh -T XROM3048.x -o test48.coff -nostartfiles X3048crt0.s test48.c

   (注)XROM3048.xとX3048crt0.sは、ソースと同じディレクトリ下に格納

    ftp/X3048crt0.S    <---ソースです。H8/3048用

         ftp/XROM3048.X  <---ソースです。H8/3048用

 

   <変換のコマンド>

   h8300-hms-objcopy -O srec TEST48.coff TEST48.mot

 

   <H8への書き込み>

   TEST48.motをドラックして被せる。

 

  (3)その他

   H8OSは使用しないで、LCD及び割り込みのテスト中です。

   H8/3069に移行予定です。

 

B<<PICの開発環境>>

 

     工事中

 

C<<PC側の開発環境(VS 2013)>>

 

1.まじめに

 PCの開発は、VBが有名ですがC言語になれた事からC#を利用する事にして

開発する事にしました。

 ホビーユースであれば、Visual C# Express Edisionが無償で利用できますので

これにしました。2013からは、VB,C++も一緒になりますが・・・・・・・・

 

2.PCの開発環境

 (1)PCの環境

     Windows7以上が動作するPCが必要です。

 

 (2)Visual Studio Express 2013 for Windows Desktopをダウンロードして

   インストールすれば、開発環境は出来てしまいます。

      (ユーザ登録しての使用を、薦めます。)

   <C# 開発画面>

 

 (3)諸兄がWebサイトを開いていますので、問題がでても参考になるサイトが

   いっぱいあります。

   (マニュアルは、図書館で借りて勉強しました。)

 

    <参考サイト>

 1.通信系のツール・サンプルが豊富なサイトです。(専門的です。)

  NonSoft

       http://homepage2.nifty.com/nonnon/SoftSample/CS.NET/SampleTcpIp.html

 

  2.サンプルコードが豊富なサイトです。(初心者向け)

     金澤ソフト設計

     http://kana-soft.com/index.htm

 

 3.サンプルソース及び無料ソフトの配布サイトです。

   DOBON.NET

   http://dobon.net/

 

  

D<<GUNradioの開発環境>>

 

1.始めに

 GUNradioは、LINUXのアプリで作られていますので、LINUX環境が必要に

なります。WindowsでもCygwinなどで環境を作れますがVMwarePlayerを使用

して、環境を作ることにしました。

 

2.VMwarePlayerのインストール

 今まで、VMwareServerを使用していましたがIEのバージョンアップ等により

使用が出来なくなっていましたので、新規にVMwarePlayerをインストールしま

した。PCのスペックは、2core/4GB以上のスペックが無いとGUNradioは難

しいかも知れません。私は、4core/8GBの物を使用しています。

 VMwareでLINUXをインストールする時は、インストーラ起動前にLAN環境の

設定を行って置く必要があります。(インストール時、ダウンロードが走ります。)

 

3.LINUXは、Ubuntuを使用

 Debian or Ubuntuが推奨の様ですが、DebianはGUNradioのダウンロードが

旨く行かなかったので、Ubuntu14.10にしました。また、ソースが見たかった関

係で、Buildでインストールしました。OSには、2core/2GBを割り当てました。

 GNUradioのインストールは、下記Computer Radio RF Techを参考にさせて

頂ました。

http://ttrftech.tumblr.com/post/34299017733/gnuradio-on-ubuntu-linux

 

4.GUNradioの使用方法

 使用方法について、Webを探し回ったのですが残念ながら判りやすいHPは見

つける事が出来ませんでした。コンソールからgnuradio-companionを入力する

と GUNradioが立ち上がりますが、その後がよく判りませんでしたが、色々クリッ

クしたりドラックして、諸兄の画面を参考にしながらやって見た所FFTが動きまし

た。

 

 <操作の概要>

(1)右側の必要なブロックをドラックする。

  矢印をピックするとブロックが表示されます。虫眼鏡でFFT等と検索するのが

 早いです。(入力は、[source]にあります。)

(2)ブロックをダブルクリックして、項目を設定します。

(3)ブロック間を接続する。

 outを左クリックして相手のinを右クリックすると矢印で接続されます。矢印が赤

 は接続不可で黒にならないと駄目です。

(4)上の三角をクリックすると実行します。

(注)実行する前に、USBをVMwareでゲストOSに接続してください。

 

 ここから先は、SDRの知識がないと旨く使いこなせない様です。私もこれから勉

強です。

 

<GUNradioでFFTを表示した画面>

 433.1MHzを中心に表示した物で、右側の信号が433MHzの電波を受信した表示

です。

 

 

 

 

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